緊急避妊薬の効果と副作用

緊急避妊薬とは
緊急避妊薬は、またアフターピルとも言います。性行為後でも避妊できる薬です。普段は気をつけていても、不意に妊娠の危険を感じた瞬間というのはやってくるものです。

緊急避妊薬の効果
性行為に及ぶ時、最初からコンドームを付けないことや、性行為後に破損に気づくこともありますが、そのような時、ものすごく焦ります。次の生理がちゃんと来るまでは、避妊できているかどうかがわかりませんから、そういう場合に、緊急避妊ピルを常備しておくと、精神的にも気が楽なんです。

一回の性行為で妊娠する確率は8~15%ほどと考えられています。アフターピルの服用により妊娠しない確率は98%、妊娠阻止率は80%ほどと言われています。性行為から24時間以内に内服すると効果が良いと言われているため、可能な限り早く服用ことが勧められています。12時間以内に内服した場合は、60~72時間以内に内服された人に比べて、8倍も妊娠しにくいという報告もあるそうです。

緊急避妊薬は排卵を抑制する、排卵を遅らせる、受精を妨げる、子宮への受精卵の着床を阻止するなどが考えられます。緊急避妊ピルは中絶薬ではないので、受精卵の着床が完了してからの服用では効果はありません。

緊急避妊薬の副作用
緊急避妊薬の主な副作用は吐き気、嘔吐、頭痛などですが、ほかには胸の張り、めまい、腹痛、体重増加などの表現もあります。ピルを服用すると太るという方がいますが、食欲増進や細胞の保水力によるものです。アフターピルの場合は一時的に服用するだけなので、体重増加は極めて稀でしょう。また、ホルモンの影響で、乳腺が発達して胸の張りが起きます。

これらの副作用は、妊娠初期と似たような症状なので、「避妊に失敗したかも?」と不安になるでしょう。しかし、妊娠初期のような症状を感じるのは、早くても生理予定日を過ぎてからというのが一般的です。アフターピルの服用後、これらの症状が出た場合は副作用だと考えて良いと思われています。